2021-06-01 第204回国会 参議院 経済産業委員会 第7号
二ページ目には市場集中度の指標でありますハーフィンダール指数をお示ししております。完全に市場が独占状態であるとこの指数一〇〇〇〇になりますけれども、値が大きいほど市場が集中している、つまり競争が低下しているといったように解釈できる指標です。この日本のハーフィンダール指数はこの十年で低下しています。つまり、アメリカの結果と異なり、競争度合いが高まっているということです。
二ページ目には市場集中度の指標でありますハーフィンダール指数をお示ししております。完全に市場が独占状態であるとこの指数一〇〇〇〇になりますけれども、値が大きいほど市場が集中している、つまり競争が低下しているといったように解釈できる指標です。この日本のハーフィンダール指数はこの十年で低下しています。つまり、アメリカの結果と異なり、競争度合いが高まっているということです。
ただし、これにいろいろ比重をかけましたいわゆるハーフィンダール指数で申しますと、やはり一貫して上昇傾向にあるんだと言えるのでございますが、今度は、その集中度と価格の動向につきましてお尋ねと存じますけれども、集中度をたとえば二〇%刻みで企業のグラフをつくってみますと、お尋ねのような問題に関しまして、価格の下方硬直化とそれから価格水準の急上昇という問題とは必ずしも同列に比較することが適当でない面がございます